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ママチャリ改造その1

以前レストアしたママチャリを改造しました。まずは、ハンドル周り。

before

after

左側

右側

こだわりポイント1

レトロレザーグリップです。きらりと光る金属エンドキャップと革を編み込んだ紐がアクセントのグリップが素敵と思いませんか。このグリップは、革製で、金属部分はアルミ合金らしいです。ちなみに、自転車のグリップは、左右の長さが違うものと同じものがあります。グリップの長さは、全部左右同じだと思っていませんでしたか?実は、グリップ付きの変速レバーがついてる方(だいたい右側)は短いグリップがついています。その変速レバーの分だけ、左右差が出てくるわけですね。安い自転車はだいたいこのタイプです。今回購入したグリップは左右同じ長さのもので、どうしてもコレをつけたかったのです。そのため、変速レバーも交換せざるを得なかったわけです。変速レバーについては、長くなるので、また次回にします。

こだわりポイント2

アルミ合金ブレーキレバーです。きらりと光るブレーキレバーにしたかったので、これをチョイスしました。ブレーキレバーには、そのレバーの長さにより、長めのフォーフィンガー(four finger)、とか、短めのツーフィンガー(tow finger)なんかのタイプがあります。ママチャリは、だいたいフォーフィンガー、スポーツ車は、ツーフィンガーとなってます。

こだわりポイント3

レトロベルです。チャリンチャリン♪と懐かしの音を奏でる、唐草模様の金属メッキベルです。錆びるのが嫌なので、これには、クリア塗装という、透明な油性塗装をしています。

おわりに

写真左は改造前、右は改造後

いかがでしたか。今回改造したのは、グリップ、ブレーキレバー、ベルの3点です。これだけでも、レトロ感でますよね。ママチャリは、スポーツ車に比べて、改造に不向きなので、かなり苦労しました。ひとつの部品を交換すると、他の部品と干渉しまくって、なんで???の繰り返しでした。では、続きは、また次回に。

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ママチャリレストア作業工程

レストア作業にかかった時間100時間。以下その全貌です。
作業に使うものは大抵ダイソーでそろいます。
ダイソーで入手可能なもの→モンキーレンチ、プラスドライバー、六角レンチ、ワイヤーブラシ、万能オイルなど。
その他いるもの→ステンレスたわし、キッチンスポンジ、マジックリン、ぼろタオル、塗装用具など。
あると便利なもの→ラチェットレンチ(トルクレンチの方がいいかも)

いらないパーツを取り外す

before

after

とりあえず、いらないものを徹底的に取外します。今回取り外したものは、前カゴ、ブレーキレバー、グリップ、ベル、チェーンカバー、ディレイラーガードです。特に前カゴ、チェーンカバー、ディレイラーガードは、さびさびでレストアしようがないですし、実用性もない(と思う。)ので、取り外します。

ばらす

あとで組み立て方がわかるようにいろいろな角度から写真を撮っておきます。それから、モンキーレンチ、プラスドライバー、六角レンチなどを使ってあらゆるねじを外します。どうしても外れない、固着してビクともしない、回らないねじは556を吹きかけて、浮いてきたさびを削り落とす、また556・・・という感じで繰り返すといずれねじが回ります。そして、ブレーキ、シフトレバー、グリップ、ワイヤー、サドルシートポストなど各パーツを分解します。駆動部周りは専用工具がないと外れないので、今回はやめておきます。

さび落とし

ダイソーの万能オイルをかけながらワイヤーブラシやステンレスたわしでひたすらさびを削り落とします。オイルがないと金属部を痛めます。一番苦労したのがスポーク磨き。片輪36本×前後2輪=72本!これがねぇ、やってもやっても終わらないのですよ。

↓スポークが磨きにくいので足と車のタイヤで固定しているところ。

さび止め

鉄はさび止めしないと一瞬でさびます。今回は、透明なアクリルクリア塗装することにしました。まず、下地の油分をシリコンオフで脱脂します。その後、クリア塗装します。塗料の説明書には、はけ返しするな、とか、二度塗りするな、とかいろいろ書いてますが、どうせ透明なんだからそんなの関係ない、って感じて厚塗りします。

タイヤチューブ交換

タイヤの規格を確認(タイヤに記載されてます。)して、チューブを取り寄せた後、前後のタイヤチューブを交換します。まず、タイヤの空気を抜いて、タイヤレバーを使ってホイールからチューブとタイヤを外し、新しいチューブに交換します。
ホイールからタイヤを取り外すのも一苦労でしたが、取り付けの方が、はるかに難しかったです。

ステッカーはがし

これは別にしなくてもいいんですが、格好悪かったので、やりました。すべてのステッカーをはがします。これが、かなり苦労した点で、556を吹きかけてベタベタが浮いてきたらヘラで剥がし、また556を吹きかけてという流れを繰り返します。この時点でだいぶ嫌気がさしました。

傷補修

Before

After

ボディについた傷を補修します。今回使用したのは車用のコンパウンドとタッチアップペンです。小さな傷は大抵コンパウンドで磨けば消えます。
コンパウンドでは消せない傷はタッチアップペンを使います。まず、ペンで塗料を塗る前に、錆びを落とし、脱脂して下地処理(「ケレン」といいます。)します。その後、ボディに近い色のタッチアップペンで塗料を塗ります。

組み立て

①で撮影した写真のとおりに組み立てて完成。

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ママチャリレストア

赤さびだらけのボロボロママチャリをレストアしました。

Before

After

低コストでピカピカをモットーに、ダイソーの工具で頑張りました。
レストアに必要な工具は大抵ダイソーで入手できます。
ダイソーで入手可能なものは、モンキーレンチ、プラスドライバー、六角レンチ、ワイヤーブラシ、万能オイルなどです。
その他いるものは、ステンレスたわし、キッチンスポンジ、マジックリン、ぼろタオル、塗装用具などですね。
あると便利なものは、ラチェットレンチ(トルクレンチの方がいいかも。)です。
作業時間は合計100時間!くらいかかってます。いろいろ調べながら、トライ&エラーを繰り返して作業したので、かなりの時間がかかりました。
当初はブログにするつもりはなかったので、Beforeの写真があまりなく、Before&Afterの掲載に苦労しました。Beforeの写真をもっと撮影しておけばよかったと後悔しております。